Monday, April 7, 2008

いいともだち

『私の前に、太陽が昇るのが見えます。そばに、ぜんぶ黒いふくをきている人が、たばこをすっています。すわっているところでは、南からふっているかぜのおとだけがきこえます。二時間ぐらいわたしたちははなしませんでした。
きのうのよるにあったたたかいが わたしたちのはじめてのたたかいでした。わたしたちがたたかう原因は、いまおもいだせません。わたしのからだとかおは痛いですが、きぶんだけはいいです。ここにすわっていると、なにもしんぱいしません。そのじょうたいがちょっとふしぎです。
わたしたちがたたかった原因はなんでしょう。わたしたちがはなしていないいみはなんでしょう。新しい日にくるなるとき、わたしたちもだいじょうぶでしょう。
わたしの頭の中に、問題がたくさんありますが、いまこたえがなくてもいいです。そのひとのとなりにすわることがあまりわるくないです。いつでもはなすことができますから、いまは、ここでいっしょにひのでをみたいです。』
- 十月二十四日(私のにっき)


わたしはともだちとたたかいました。それは、わたしがにっきでかいたものです。そのたたかいはわたしに友情のいみをおしえてくれました。その「黒い服を着ている人」はわたしのいちばんいいともだちです。その日に、わたしたちはおくじょうでビールをのみながらすわっていました。その人はわたしのいいともだちですから、たたかってもいっしょにひのでをみることができました。そのあと、わたしたちはもっといいともだちになりました。
その日から私はこの世界中でいい友達は少ないと思いはじめました。その日から私はいい友達は人生に大切だとおもいはじめました。ですから、その日をわすれることはできません。